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当事者のことば

今日は社会学の教科書をひっくり返してたのですが、やはり他の本へ逃避。
「心が病むとき 心が癒えるとき」 古川奈都子 編著

いろんなひとの原稿が集められていて「ごった煮」という感じでした。
精神病者ひとりひとりが異なった存在であるということだからなのだろうけど、
読んでくと頭のスイッチを切り替えるのがちょっと大変。

確かに当事者の声をひろって、生に近い形で集めたのはやりかたとしていいと思う。私も自分の職場の広報誌つくるときは、できるだけ原稿そのままの形を保とうと考えるし。
 
 

で、ここから何を考えていこうかと思うと困ってしまう。
病者の存在を示すことはできたわけなのだけども。

精神病を患っても普通に暮らせるようにする…。
でも、普通に暮らすって言うのは健常者でも苦悩に満ちた毎日を送っているわけだから、同じように苦悩していきたいということなのかな?あたりまえの苦労をする生活…。うーん。どこかでぐるぐるまわってる。

個別に見ていくしかないんだろうな。一般化できないんだ。きっと。
そこをわかったうえで声を合わせていくってのは困難だろうな。
障害者同士の対立も起こってくるんだろうな。

まだまだ考えなくちゃ。

あさ: 山ほどの病気と資格と怨念と笑いで腹と頭を抱えてのたうち回っております。何であるのかよくわからない死に直面しつつも、とりあえず自分が死んだら、皆が幸せになるように、非道な進路を取って日々邁進してまいります。
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