精神保健福祉士合格の翌日が奇しくも精神科受診16周年記念日です。
エイプリルフールとラジオ局の改編が重なって、私は壊れました。
もっとさかのぼると、小学生時代からおかしなところはあったのですが、
半ば放置されていたために、華々しく発病してしまいました。
大学の精神保健センターは今はどうなっているのでしょうか?
週に一度の精神相談の日が、1回の欠席すら許さない毎週の
実習日と重なっているというのは改善されているのでしょうか?
今年も多くの方が発病なさると思います。
たぶん、今、何か世界がおかしいと感じている、
陽性症状の爆発直前の方もいらっしゃるでしょう。
早めの受診をお勧めします。せめて信頼できる誰かに相談を。
統合失調症の陽性症状が激化すると大変なダメージを受けます。
じわじわと進行してきたものがあるとき決壊するように
こころと生活を崩します。私はそうでした。
この時期、進学・就職のストレスで発症する方は多いようです。
「出立の病」とも表現されるかたもいらっしゃいます。
疑わしければ、早いうちに誰かに相談することが必要です。
自分で自分を診断したつもりになっていると、
私のように崩れ落ちるかもしれません。
自分が正しいかどうか自分で判断できなくなる病気です。
「自分のことは自分が一番良く分かっている」というのは
私のようなタイプの統合失調症の発病時には正しくありません。
医療や保健機関に身を任せることへの不安もよくわかります。
でも、その不安をも訴える気持ちで相談に行くことが必要だと思います。
なんか自分がおかしいと感じ始めた方がここを読むかというと
なかなかそうはいかないだろうから、わたしの言葉も空に消えるのだろうけど。
くれぐれも症状が軽いうちに医療へ。自分の反省から思います。
精神科医療を忌み嫌う方もいらっしゃいますが、
利益と損失を考えて天秤にかければ、医療にかかるべきだと思います。
・・・っていうようなことはここを読んでる人はきっと重々承知なんだろうな。
私は語るべき場所を間違えてるな。
当事者PSWの体験発表の練習と思って流してください・・・。
ああ、16年前の自分に何か言ってやりたい・・・。
View Comments (6)
精神保健福祉士合格されたのですね。おめでとうございます^^病気をバネにして勉強されてきたのだと思います。すばらしいです。
あささんの思うことと共通する部分が多いので
そうだよね~と打っちゃいますね、相槌を。
僕の場合は学生相談所に行ってしまったのが
結果的によくなかったです。
寝れなくて妄想や幻覚もあったのに
自己洞察をすすめられましたから。。
あの時早く医療にかかっていれば
早期に復帰できたかもしれない。
でも誰も責められません。
見た目では病気だって気づかれないおとなしい感じでした。
必死に発狂しないように自制してました。
そして感情失禁とばかりに
泣いたり怒ったり自分を責めたりしていました。
また性欲のたがが外れ激しく慰んでいました。
今思えばあきらかに病気です。
あ~早く医療にかかり薬を飲んでいたら・・・・
「出立の病」ですか。
こうやって予防線を張っておくと最悪まで
落ち込まないかもしれないですね。
どうしてチャレンジできなくなったのかなあ。
あささんは偉いですよ。
ちゃんと努力して結果を出したんですから。
この病気で。。
僕は
アイデンティティがぼろぼろです。自我が不鮮明です。
大学行って何かきっかけをつかめたら
それだけで
行った価値があるって信じたいです。
すいません。愚痴ってしまいました。。。
>さき さん
ありがとうございます。
病気をバネにしたと言うより、病気をごまかしながらやってきた感じです。
マンガ楽しみにしてますよ~。
>davis1981 さん
相談へ行っても、判らない場合があるんですね。
なんのための相談なんでしょう。
今も下宿で一人、妄想と戦っているかたがいらっしゃるのだろうなあ。
せつないです。
davis1981さんも回復を信じてひとつひとつ問題を片付けているところなんだと思います。
山登りも人によって登り方はいろいろだと思います。エベレスト登頂を目指すか、富士山で朝日を拝むか、近所の丘から街を見渡すか、山野草を楽しんで歩くか・・・いろいろです。
価値はいろんなものがあるので焦らないでぼちぼちいきましょう。
愚痴をはくのも大切ですよ。
私はコメントがもらえるだけでもうれしいです。
ありがとうございました。
私にも 統合失調症のお友達がいます。
家族は 関るな・・といいます。
何故 そんなこと言うの?と 泣けてきます。
傷の舐めあいだって・・・。悲しいです。
>あかり さん
お友達のご様子はいかがですか?
直接援助するということはなくとも、
見守ってくれているだけでも救われることがあります。
時には、援助しきれない場合もあるかと思います。
激しい一面を持った病気でもありますから・・・。
そういう時は専門家を早めに紹介してあげてください。
とはいえ、本人の許しもなく他人に紹介してしまうのは難しい問題ではあるのですが・・・。
>傷の舐めあいだって・・・。悲しいです。
ひとは、もちつもたれつです。舐めあいという表現を使った方も、誰かに頼り、頼られているはずです。
あかりさんご自身も傷ついていらっしゃると思われます。
このようにブログのコメントに書くことで少しでも心の荷おろしができればいいなと思います。
お友達もあかりさんもご無理をなさらぬように。
こんなことしか言えません。申し訳ありません。
追記 2009/04/01 21:40
お友達の様子が明らかにおかしいと思ったら、無理矢理にでも精神科へ連れて行くのがいいのか、本人が納得するまで説得して同行するのか悩ましいところだと思います。
私の場合、自分で変だということに気づいたから病院に(親に連れられて)行けたのですが、一概に本人が納得するというわけではないので、最悪、措置入院とか医療保護入院とかいう事になるのですが・・・。
そこまでひどくなければ、話し相手になることは良いことのように思います。
でも、話の内容が妄想でいっぱいな時はどうすればいいのか・・・。
私も悩みます。相槌打つこともためらわれる内容も時には出るわけで・・・。
そこはあかりさんの機転次第ですね。・・・難しいです・・・。
でも、「関わるな」はひどいと思います。