自分で決めて、自分で実行する・・・それはいいんです。
自己決定が重要だってのもわかります。
商売をするとなると、あくまでもお客さん本意に頭を切り替えないといけないようです。
さもなければ、商売人が勝手にニーズを設定して、商売人の好きなことをやってしまう・・・。自分で作った問題に自分で応えるのみとなるわけで、一人相撲になってしまいます。
マーケティングの本を読んでいるんですが、そんなことに陥らないように、
調査や他の人に協力をしてもらったりという必要が出てくるのが分かってきました。
ひるがえって、精神保健福祉の世界にあてはめると、
サービス提供側はユーザーである障碍者の自己決定に基づいた「契約」に基づいて
サービスを提供するという方向にあります。以前は「措置」だったのから変わってきたわけです。
でも、ユーザーであるわれわれ障碍者はひとり、あるいはサポートされつつ
自分のニーズを満たすために何が必要かを満たすことを考えるんですが、
これって、自分の生活を「経営」の視点から見た場合気を付けないといけないですよね?
一人相撲になっちゃうんじゃないかと思うわけです。
自分が「福祉サービス」の利用者であるか、「対等」な契約の一方であるのか。
「対等な契約のもとに福祉サービスを受ける」ってまとめると簡単ですが、
「対等」でいられるのかな?と疑問が。
当然、そんなこと考えてる余裕がなくて、「契約」どころではない方も多いのですが。
自分でニーズを作り出して、それに適したサービスを購入する。
主体的な障碍者・・・。
なんか矛盾を感じつつ、世の中の流れはそんなんなのかな?
相談支援事業所もあるけれど、「障碍者本位」ということでこちらの意志をはっきりさせないとならないわけで。
自分で自分のことを決める・・・。簡単だけど難しい。
マッチポンプにならないように自省しつつサービスを使わないと。
自分に言い聞かせつつ、それってきついことだよなあと思ったりします・・・。
人に助けてもらわないとならないとき、ホントにそれが必要なのか、自分で勝手に問題を作り出して、勝手に困って、勝手に要求して、勝手に・・・・。
自分に必要なものってなんなのかあたまぐるぐるです。