精神科は今日も、やりたい放題

これ読んだ

精神科はみんな詐欺だそうだ。
ご本人は内科医。

こないだクレペリンの本読んだけど、精神科がまるで詐欺だとは思えない。
ただ、最近の薬の乱用に警鐘を鳴らしている点はそうかもなと思う。
噂に時々すごい病院があると聞くこともあるし。
で、漢方薬を列挙するのは・・・うーむ。注釈付きとはいえ矛盾?
本人自ら「やくざ医者」を名乗ってるから良いのか。

でも、精神科がいくら怪しかろうと、腐っても学問。
大人が本気で取り組んできたものはバカには出来ないわけで。
精神医学会内部から現状の診療に対する批判が出てこなくちゃ。
(一部診療家には批判的な人物がいるのは知ってるけれど)
内科から石投げられてしまってるのはなんとも。

現状の精神医学でも多剤併用に関しての批判により単剤処方が薦められてはいるらしいけれど、
精神科の存在そのものに疑問を呈するのは思い切ったものです。
精神病なんてものは無い!
とおっしゃる。
 
 
うーむ。私は人類全員精神病だと思うので、真っ向から対立ですね(笑)
 

昔読んだなだいなだの本の数々を思い出しました。
人間偏ってて当然。病気とするかどうかは周りが決めてたりする。

最近では周りの反応を見越して疾病利得によって本人が決めてたり。
 
社会とか人間関係の中で起こってくる病なのだな。
薬が効かないわけだ。

でもさ、クレペリンの本にまで戻ると、そうも言っていられない。
ホンモノはやっぱりあるというか、現在の定義とはズレてるけど「病気」としての何かはあると思う。

スタートラインに戻る必要があるのかな?
それにしては今まで積み上げたものは大きいな。
どこを捨てて行くのか。どこを活かすのか?

しかし、うつ病のセロトニン仮説も統合失調症のドーパミン仮説もPTSDも神経症も発達障害も人格障害もぶった切られてるよ。

みーんな製薬会社と精神科の金儲けの種だった・・・。うわー。薬が悪くて、周りがそれに乗っかってるのが悪いんだ。

極論っぽいけれど、一理あるような気もします。

でもなあ、本当に精神病になった人間にとって医者を選んでる余裕は無いし、
抗精神病薬が救いだってことは言えると思うから・・・。
もうちょっとちゃんとした本出してよー!
6000円してもいいから。
キッチリ症例とか論文引用とかが整ってる・・・。

もし出てるんなら教えてください。

2 comments

  1. 野次馬ちゃん+ says:

    きっと本気で精神病を発症した瞬間の患者を
    見たことないんですよ、へへへ

    外野がなんと言おうと、現代の非定型精神病薬なんかで
    日常生活を送れてる患者が一定数いるのは紛れもない事実
    こういう本は外野が外野を楽しませる為に書いた
    まさしく外道な本です。オホホ、トイレの紙にするくらい
    か鼻水かむのくらいが関の山の本です。ま、読んでないけどw

  2. あさ says:

    いや、
    この著者は本気患者は
    割合がもっと少ないはずだと言ってる

    薬で調子が悪くなったのを精神病扱いしてるのが悪いんだって。

    みんな製薬会社と精神科の陰謀だ…。

    あれ?なんか病気のパターンに似た展開・・・?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA