太郎:「おい、次郎!」
次郎:「どうしたんだ、太郎?」
太郎:「俺、ついに戦争をなくす方法を思いついたんだ!」
次郎:「おお、それはすごい!ぜひ聞かせてくれ。」
太郎:「全世界の人におにぎりを配るんだ!」
次郎:「は?おにぎり?」
太郎:「そうさ!お腹が空いてるとイライラするだろ?満腹になれば争いなんて起きない!」
次郎:「単純すぎるだろ!でもまあ、平和的ではあるな。」
太郎:「次に、みんなでカラオケ大会を開くんだ!」
次郎:「国際問題をカラオケで解決するのか?」
太郎:「歌は国境を越えるって言うだろ?」
次郎:「まあ、一理あるかもしれないけど。」
太郎:「それでもダメなら、オンラインゲームで勝負だ!」
次郎:「戦争をゲームで決めるのか?斬新だな。」
太郎:「そう!勝った方の意見を採用するんだ。誰も傷つかない!」
次郎:「でも、それで本当に解決するのか?」
太郎:「最後の手段があるんだ。」
次郎:「まだあるのか。何だ?」
太郎:「全世界のリーダーを集めて、巨大な鍋パーティーをする!」
次郎:「鍋パーティー!?なんでまた。」
太郎:「みんなで同じ鍋をつつけば、心も通じ合うってもんさ。」
次郎:「まあ、日本的なおもてなしだけどな。」
太郎:「そして、その鍋の具材は各国の特産品を持ち寄るんだ。」
次郎:「それは面白いかもしれない。」
太郎:「でも実は、その鍋には秘密があるんだ。」
次郎:「秘密?」
太郎:「鍋を食べたら、全員が動物に変身するんだ!」
次郎:「突飛すぎるだろ!何でそうなるんだよ。」
太郎:「人間が動物になれば、もう戦争なんてできないだろ?」
次郎:「いやいや、むしろ野生の戦いが始まるかもしれないぞ!」
太郎:「でも可愛い動物なら、みんな癒されるはず!」
次郎:「平和への道がどんどん迷走してるな。」
太郎:「じゃあ、いっそのこと地球を巨大なテーマパークにする!」
次郎:「また壮大な計画を!」
太郎:「戦争する暇なんてなくなるだろ?」
次郎:「でも、誰がそのテーマパークを運営するんだ?」
太郎:「それは俺たちさ!」
次郎:「急に責任重大だな。」
太郎:「でもさ、結局のところ大事なのは、一人ひとりの心の中の平和なんだよね。」
次郎:「お、急に真面目になったな。」
太郎:「だからまずは、目の前の人を笑顔にすることから始めようと思って。」
次郎:「それが一番大切かもしれないな。」
太郎:「というわけで、俺たちの漫才で世界を平和にしよう!」
次郎:「おお、それならできそうだ!」
太郎:「でも、その前にお腹が空いたからおにぎり食べよう。」
次郎:「結局そこに戻るのか!」