『「心の傷」は言ったもん勝ち』中嶋聡 著
複雑な気持ちで読了。
トラウマや心の病を持っているという自己の主張を利用して周りを振り回すな・・・といった内容。
被害者が自分の思ったことを盾に、一方的に被疑者を追い込むことへの警鐘も。
同時に、あいまいな心の持ちようの勧め+精神力を鍛えよう、とも言っています。
わからなくもないけれど、精神病んでみると、この注文はきついです。
被害妄想は次から次へ出てくるし、曖昧なことへの対処は苦手だし、
精神力なんてことを言われたら即座に潰れるし。(自分の首を絞めるかのように)
グレーゾーンの有用性を説いているのですが、分かるような気もするけど、
KYな私にはその見極めができません。どうすればいいんだろう。
なんでも「ハラスメント」としてしまうことへ疑問を唱えていますが、
これに対しては、
こいつを読んでみてどう思うか?と問うてみたい。
こっちは言わなくても分かることをアナウンスなどで垂れ流すな・・・ということを書いています。
そして、そういう「騒音」を不快に思う人々の声を理解せよ、理解できずとも対話せよと。
問題点は同じところにあるような気がします。
自分の思ったことを主張するのは大事だけれど、
主張すべきこととその方法が問題になるのか?
住みにくい世間なのだなあと思いました。
また、自分を振り返って「疾病利得」について考えるとつらくなってきます。
自分で自分の病気を作り出しているのか?
仕事はできなくても読書はできるこの状態。
反省したい・・・って、いま本気で調子が悪いんだけれど・・・。
説得力無いよなあ。
今日はまだ1食も食べてません・・・。甘えですね。
こんばんは。寝違えてしまって活動できないので、書き込みさせていただきました
本の要約ができるなんて、すごいですね。
最初の本は、我々が参考にできるような内容ではなさそうですね。病識のある統失患者は、トラウマとか全く無いのと同じような感じがします。私は嫌な思い出とかは全部妄想だったんだろうなと思ってしまいます。だからトラウマもありません(笑)
結構自分にお厳しいようですが、ハンディがあるのだから甘えて大丈夫だと思いますよ。
とりあえずは生活が安定するのを待った方が良さそうですね。頑張ってください。
『精神科医は腹の底で何を考えているか』春日武彦
を買って読みました。良書だと思う。
>ブルーバード さん
こんばんは
>本の要約ができるなんて、すごいですね。
要約になっているんでしょうか?それともほめ殺し?(笑)
病識のある統失患者にもトラウマはありますよ。罹患前のいやな思い出とか、障害ゆえにひどい目にあった体験とか・・・。自殺をこころみる統失患者の心中を思うと切なくなります。
また、「体験としての障害」ということも言われるようで、トラウマと関連してくるところだと思われます。
>寝違えてしまって活動できないので
くるしいですね。お大事に・・・。
>nvsnva さん
>『精神科医は腹の底で何を考えているか』春日武彦
読みやすい本ですよね。