カテゴリー: 読書

読書記録

「善人ほど悪い奴はいない」

昨日ニーチェ絡みの本読んだんで、ついでに読みかけの
この本をやっつけました。

んー。似ている。誰かに。何かに似ている。

筆者が。そして筆者の書くニーチェ象が。

悪い奴ほどよく眠る。ねるこはそだつ。

早起きは三文の得。早朝覚醒は辛い・・・。

 
 
 
 
 
弱者こそ強者になり、暴力的になる。なるほどね。
そのほかいろいろおもしろいおもしろい。

弱いことで権力を操る。

でも、それが素直なことでもあったり。

 
 
 
 
 
 
わからんわい!!

でも、最高に面白かったよ。いや、最高は褒めすぎか。
ニーチェって変。でも、変なの大好き。

で、なんになるって、なんにもならない。
思考で大暴れしてお腹が空くのでした。
 
 
 

さあ、チキンカレーを食べようっと!!

私はB層の人間ですがなにか?

これを読みました。

この本では「B層」というのをネタに現在の政治家、知識人をメッタ斬り。
痛快なのですが、この本はいわゆるB層に向けて書かれたとしか思えない。

わかりやすく、面白い。

しかしそこに罠がある。

という、現在の社会(?)の問題点をこれでもかと・・・。

精神の分野でもわかりやすく、キャッチーな言葉でいろんなモノが出てくるけれど、
それって落ち着いて考えると怪しかったり危なかったりすることもあり・・・。
いえ、何がどうとか言いませんよ。

で、それを指摘して悦に入ったりしようものなら、
まさに自分はB層であることの証明であるのでしょう。
だって、この本の裏を取る作業私はしてないもの。

そして、この本は弱者には厳しい本です。
格差はあって当たり前らしいし。
福祉国家からナチスはスタートしたらしいし。

しかし、政治家が無能なのをズバズバ指摘するのは痛快です。
これにハマるのがB層なんだろうな。

選挙に行くことは政治に文句をいうための条件かと思っていたけど、
選挙の投票率が高くなることは、民意を反映していることのバロメータになるわけで、自分の気に入らない政党もしくは候補者が当選した場合、それを認める材料にされちゃうんですね。「多くの民意を反映して自分は選ばれたんだぞ」って。選挙に行く気が失せてくるなぁ。

とりあえず、私のB層脱出は困難そうなんで、どうしようかと頭を抱えるのでした。

しかし、この文章、あの人の文章に似てるなあ・・・。誰とは言わないけれど。
哲学者ってとこでピンと来るんだけどもね。

著者のブログはこちらだよ。

乱買。1円本大量購入。

アマゾンのマーケットプレイスでいろいろ物色。
おもしろそうで安い本を乱れ買い。

でも、ほとんど郵送費。

こういう行為って景気を悪化させるのだろうか?とか思いつつ、
背に腹は代えられんなと。

安かろう、悪かろうか?流行に乗り遅れているのか?

しばらくポストを覗くのがお楽しみです。

 
 
 
欲しい本は高いんだよなあ・・・。

自分の世界

ゆうべはヨメさんが体調不良で看病をしつついろいろ考えてました。

他人を批判するという事についての可否について。
学生の頃、社会思想史の先生に「常に批判的であれ」と教えられました。
現状を改善して行くためには、常に自分、他人を問わずに欠落しているものを意識しないといけないという意味合いかと思います。

しかし、欠落しているものが何か。どういういきさつで欠落してしまったのか想いを馳せると、他人の欠落している部分には何らかの理由があるわけで、たとえばそれが病気だったり、幼い頃のトラウマだったりするわけです。

批判を加える際に、そこらへん、自覚的にならないとただのうるさい人になってしまうわけです。自己覚知ができてないといけない。
でも、なんで自分が批判を加えたくなるのか、意識するのはとても難しいです。

自分の世界は自分にしかわからない。いや、自分でもわからない。
ましてや、他人の世界はさらにわからない。

この本が面白かったです。

でも、確実に自分は周りの人々に作られたものだと思われます。
他人の気になる所、批判したくなる所はそのまんま自分の写し鏡だと思います。
言えば言っただけ自分のことをさらけだすことになります。

批判の内容は自分の世界の範囲からしか出てこないわけで。

 
 
ヨメさんにはかなりいろいろ教えられてます。
かなり厳しい事も言われるわけですが、納得出来る事も多くありがたい存在です。

今朝は元気になったヨメさん。明日は私の検査につきあってくれるとの事。
土日に出勤した代休を取るそうです。

苦労をかけて申し訳なく思います。

微妙な本を読んでしまった

これ。

統合失調症もそうだけれど、癌も完全に治るという事は無いみたい。
・・・ということで、読んでみたんだけど・・・。

おもしろかったけれど、研修医向けに書かれたって・・・?
だいじょうぶなのかな。

面白い故に不安を煽られる本でした。

困った患者の扱いとか、なるほどとは思う。
病者側から考えると、この本を読んでいない医師を困らす武器にもなりそう。
はてさて。また変な本読んじゃった。

いや、面白いんですよ。面白いんですけれど・・・。
研修医向けでこれって大丈夫なのか?ホントに。繰り返すけれど。