カテゴリー: 読書

読書記録

転んでも起きる。

スクーリングでは自分の力の無さを思い知らされたわけですが、へこんでいてもしかたがない。

国家試験を撃破してPSWになってやる。
いいPSWじゃなくて、へんなPSWに。
どんなんかはまだわからないけど。

・・・というわけで、通学の電車の中で1冊読み終わりました。

もっと早い段階で読んでおくべき本でした。
福祉の世界を国家試験の範囲からやさしく紹介してくれています。

児童福祉論、老人福祉論、公的扶助論、社会学、心理学、地域福祉論、社会保障論、社会福祉原論。基本をおさえてものすごくわかりやすい本です。

いまごろよんでもまだまにあうかな。

・・・いまごろ・・・

まあ、今勉強してることの大きな枠を確認できました。

・・・いかん!これではまともなPSWになってしまう・・・。
まあいいか。

精神保健福祉士の過去問を

今日は未明よりずーーーーーーーーっと、過去問解いてました。

精神保健福祉士の過去問題。今日は専門科目を集中的に。
kumi出版の問題集です。

専門科目5年分を一気に全部。5択を400問。
 
 

・・・ぐったりです。
 
 
 
 
 
 
 
 

精神障害者のセルフヘルプ-グループと専門職の支援

勢いで読破。
作業所を離れ、これからどうしようか考えていく中での一冊。
たまたま大学のスクーリング時に生協で販売してたものです。

統合失調症の当事者である私にとって有益だったか?というと、素直にうなずけない。
まだまだいろんな研究に触れてみないと何に注目すべきなのかわからない。
カナダでのシステムを参考にしていくのもこの本だけでは詳細が分からなかったので今後調べていかないとならないかも。

思うに、当事者もいろいろ、援助者もいろいろで、いろんなものが並立している状態から自分の気に入ったものが選べればいいのだけれど、福祉サービスを選択できるようになるのはまだまだこれからだと思うし、「サービスを受ける」といった段階で「ユーザーと援助者」の立場の違いが発生し、たとえ援助者側が当事者であっても何らかの指示的な関係は発生するだろう。その援助者からの提案や助言が病的な状態にある当事者には脅威に感じられることは予想され、ただ、セルフヘルプだからOKということにはならないだろうなと思います。救急時には特に。たとえば移送の段階での問題をセルフヘルプグループの介入(?)でスムーズにできるものなのか知りたいところです。

自助グループの形成は「自助グループの外と内」を作ることでもあるから、医療から行政、ボランティアなど含めて自助で構成されたものを作る…のは無茶かな。閉じられたグループと開放されたグループのかたちの違いなども考えどころか。

いろいろ考えたけど、まだ私の手に余る。
ただ、精神障害者だけを考えているのではない仕組みが必要なんだろうな。
障害者だけでなく生活するすべてのひとの強制でないつながり。
その上での同質の問題を持つものの集まり。

「ボランティア」ってのは私はなんか違うのではないか?と思ってしまうあたり私は病的なものを持ってるのかなと思ってみたり。なんなのかわからないけど違和感がある。なんなんだろう?

ひとのつながりを、まとめることと、ひろげること。相反するかなあ?まとまりがひろがって全部がひとつにまとまっちゃったらなんか気味悪いしなあ。細かい集まりが無数にあってゆるく連帯してるのがいいのかなあ?でも、それも頼りないような気がするし…。マキャベリが権力に関してなんかこんなのに関係したこと書いてた覚えがうっすらとあるけどなんだっけかな?

2001年の本だからその後なんか進展もしてるだろうから、またこんな感じの書籍があったら読んでみよう。

 
 

ああ、…教科書読まずに逃避してる場合ではないのに…。
試験は近づいてる。

「人間嫌い」のルール

2007年7月刊行。一年以上私に見つけられなかった本なのか。
あるいは書店で目を背けようとしてきたのか。
仕事を休職して余裕ができてはじめて読めた。

内容は「ひとを<嫌う>ということ」と同様かな?
他人に期待せず、他人に期待されず。
互いに余計な干渉をしないでしたいことをして生きていきましょう。

自分を振り返るに、たとえばこのblog。アクセス数が気になるものの、本来、見たい人が見ればいいし、自分の書きたいことさえ書けばいい。広告貼るようになってPV気にするようになったけど本末転倒なんだな。もっと自分のやりたいようにやろうと思ったり。

今までもだいぶ好き勝手に書き散らかしてきたけど、それでいいんだ。

ここに何書いてもほとんどの人には関係ないし、関係してても痛くもかゆくもないだろうから。そんなことを表明すると逆の感情の発露と捉えられそうだけど、しょせん日記の類だしあまり気負うこともなく。自分にとって重大なことに集中していればいいわけですっきりしてていいかな。

そんな感じの本でした。

教科書読まなくちゃならないのに何やってんだろう…。

「精神保健福祉白書2008」をいまごろ読み終える

少しづつ読んできました。

これ教科書みたいな感じのする一冊でした。
個々の事項がコンパクトにまとめられて書かれているので読みやすい。
しかし、内容は膨大。毎年追っかけてる人は事情が分かってるから「なるほどなあ」と読み進められるのだろうけど、このごちゃごちゃ制度が変わるのに巻き込まれてるときに入門的に読むとちょっと混乱します。

精神保健への取り組みは地域によってかなり違うみたいなんで、とりあえずこれで概観して現場でいっしょうけんめい困るしかないのかなあ。現場は霧に包まれててよくわかんない状態になってるのも仕事でのストレスが大きくなる一因です。

給付の仕組みなんてさらっとまとめてあるけど実際に計算しようとすると頭痛がしてくるわけで、サービス利用者が制度を理解したうえで利用するという基本が崩れてるんじゃないかと思います。まあ、そこまで詳細に記述する類の本じゃないんだろうけど。

とりあえず、これも試験対策のひとつ。発行日が2007年12月なんで、2009年版のが試験前に出るかもしれない。そっちは読破できるか微妙です。

かたつむりのように勉強が進みます。
添削問題の答え合わせしなくちゃ…。