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資格取得

ピアスタッフについての疑問についての疑問

今日は、一番親しくしてもらっているPSWの方と過ごしたのですが、
「こころの元気+6月号」にピアスタッフに対する疑問の投書が乗ってるよ。
と、教えていただいたので、興味を持って読んでみました。

62ページに確かに載っていました。

投書した方の参加している集まりに参加しているピアスタッフにどう接するべきか困りつつ、ピアの立場で資格は意味を持つものなのか?という事について考えていらっしゃる内容でした。

私も統合失調症を抱えつつ、精神保健福祉士の資格を持っていますので、いろいろ考えるところですが、この記事でいちばんひっかかったのは、「ピアでかつ支援者であるから特別な事ができる」と考えているのはおかしい、「件のピアスタッフが一般のメンバーと違っている事を誇示しているという感じを受ける」といったくだり(要約しました)です。

それってピアだからなのでしょうか?

私も精神保健福祉士を取得する際の実習や演習でかなり悩んだのですが、支援者がピアである事と支援者の能力については別である事と、ピアである事は資格とは関係がないという事を学びました。

この投書をした方は、もし、そのピアスタッフがピアの立場でなかったとしたときに、同じ行動をとったら疑問を感じたでしょうか?ピアだったから、人間関係に上下ができて嫌だと思ったのでしょう?ピアスタッフの行動から障碍者の中に勝ち組、負け組ができると感じたのだと思います。

ピアスタッフに何を求めていたのでしょう?支援でしょうか?代弁でしょうか?・・・それとも他の何かでしょうか?

この筆者の意見は極論すると、人間同士の間には格差があるという事を前提とした意見だと思います。健常者と障害者は違うんだと。健常者が資格を取ったら評価に値するけれど、障碍者が取ったら差別意識の元になるという感じの。(言い過ぎているのは自覚してます)

同じ事(問題行動)をしても健常者だったら許されて
障碍者だと差別だと言われてしまうのでしょうか?

件のピアスタッフの行動の詳細が分からないゆえ、また、一方からの意見しか書かれていないために判断する事はできませんが(かなりの問題行動があったんでしょうか?)、発生した問題について疑問を投げかける事は必要だと思いますが、それとは別に問題は問題、資格は資格であるわけで、筆者の方は当事者が資格を持つという事に過剰に反応していると思われます。

健常者が資格を取るのに対しては疑問を持たないのでしょうか?
そして、その資格のもとに何か特別な事ができると思っていらっしゃるのでしょうか?

精神保健福祉士はいわゆる「名称独占」であり、
単にそれをなのることができるだけのものです。

それ故でしょう、精神保健福祉士の養成過程においては「精神保健福祉士の価値」ということについてみっちり学ばされます。(だけど、この価値ってやつはハッキリとした概念ではないらしく、明快なわかりやすい定義は示されていないように思います。)また、精神福祉士協会などでは資格所持者のよって立つ基盤が常に模索されています。倫理綱領とか。

結局、ピアだから良いとか、健常者だから良いという事ではなく、ましてや障害者の内部での格差につながるものでもないと思われます。

ピアだから上下関係ができるというものではないと思います。
健常者と障害者の間の格差(上下関係)も同様だと思います。

 
 
わたしは時々極論として「人類総障害者論」的な事を考えるのですが、なんでこの投書をした方が資格所持者の障害者の問題行動にことさら疑問を抱くのか、いろいろ考えてしまいます。

健常者が資格を取ったって同じではないのでしょうか?
健常者スタッフには何も言わないのでしょうか?
「資格がなくてもピア同士で、充分悩みをわかちあえると思います」
との一文がありますが、だったらスタッフにだって資格は必要ありません。
名称独占だから当然です。ピアでなきゃ嫌なんでしょうか?
ピアでなきゃ分からないことがあるのでしょうか?ホントかな?

障害者に資格の必要性が有るか無いか・・・と問うならば、
健常者にだって資格の必要性があるか否か問う必要があると思います。

なんで資格があるか?必要なのか?その資格で何をするか?
ピア限定の話ではないのです。

・・・ってなことで、他人の上から目線を気にする人って、大抵、自分自身が上から目線で他人を見ていて、その事に気づいていないんじゃあないかなって思ったりします。
 
 

私(あさ)はどうかという話になりますか?

もう、思いっきり上から目線でいきますよ。
何様だこいつってくらいに。

「みんなちがってみんないい」って言うんなら、
みんなが「オンリーワン」だって言うんなら、
障害者だけじゃなくて、犯罪者だろうが、テロリストだろうが尊重しなければ。

そんなのは嫌なので、ごく普通に(この普通ってやつが奥深い概念です)
上から目線でものを見ます。自分以外の人間の考えてる事なんてわかんないよ!

全世界、一人残らず障害者です。
いろんなことをやり残して死んでいくんだと思います。
やりたいことをやれないって、「障害がある」ってのと同じようなことだと思うのですが。

もう、上から目線バリバリです。

で、同時に、他人に助けてもらわないと生きていけないとも思います。

ええ、へなちょこですから。世間をなめているんですよ。
こんなんで生きていこうっていうんですから、上から目線なんです。

 
 
 
生まれて来てごめんなさい。
精神保健福祉士なんか取っちゃってごめんなさい・・・。

寝て起きたら・・・

朝方、やっと眠れて、お昼すぎてのそのそ起きて来ました。

げ、もう2時になろうとしてるよ。

いまからクリニック行ったら、いつ順番が回ってくるだろう?

なんだかげんなりです。

しかし、こんなんで仕事できるんだろうか。

セキュリティスペシャリスト試験の模範解答が出てました。

こりゃ午後の問題は沈没だ。

ああ、やっぱり実務レベルの知識がないと突破は難しいんだな・・・。

わぁーい!日経コンピュータ半年分があたった!!

こないだ受けた、「情報セキュリティスペシャリスト」試験。

アイテックさんのサービスを使って採点をしたのですが、
その特典の「日経コンピュータ 半年間(13冊)無料購読」が当たりました!
貧乏人にはとってもうれしいです。

ただ、無料期間が終わったら、有料での購読継続の案内がくるそうです。

こ、これは・・・巷で話題の「フリーミアム」?
ひょっとして全員に当たってるんじゃないのか?

まあいいや、面白い雑誌だったら。
つまらなかったら情け容赦なく切るよ。日本経済新聞みたいに・・・。
とりあえず読んでみよっと。

おせっかいか倫理的思考か。

ブログ村を散歩していました。

そしたら精神論でうつ病の治し方を説いているブログに出会いました。

ざっと読んでみて、あまりうつ病を理解していない(現代医学的に)と思われる記述があり、何か言ってやった方がいいのかな?とか、筆者の好きなように言わせとくのがいいのかな?とか、頭の中でぐるぐる考え込んでしまいました。

薬物療法ってそんなに簡単に否定していいの?
この方は自分以外のうつ病の方にどのくらい接したことがあるの?
自分の勧める療法(精神論?)での治療効果を正しく検証したの?

私の中で、いろいろ疑問が出てきました。
まるっきり間違いではないのだろうけれど(認知療法とのからみで)
薬物療法を否定するって・・・。

この件のブログの筆者が現代の精神医学をどのくらい把握しているのかわかんないけれど、
書いてる対処法があまりにもうつ病の方を「追い込む」内容なので、心配になりました。

この方、精神科医でもなく、専門家でもないようです。
ゆえに、無責任なことは言えないと書きつつ、
書いたことを信じるか信じないかは読者の自由だと逃げを打ってます。

うまく逃げるなあ。 

で、私自身を振り返ってみますと、精神保健福祉士の資格は持ってはいるけれど、まだまだ勉強不足なのを痛感させられます。今回の件のような、「ちょっとやばくないか?」ってなものに反論する資格がはたして私にあるのだろうか?と、悩んでしまいます。

で、行き詰まったので、原点に帰ってみます。
社団法人日本精神保健福祉士協会の倫理綱領の一部を抜粋します。

>倫理基準
>5.社会に対する責務
>精神保健福祉士は、専門職としての価値、理論、実践をもって、地域および社会の活動に参画し、社会の変革と精神保健福祉の向上に貢献する。

今回、クライエントがハッキリしていないので、他の項目の引用は控えますが、社会に対しての責務はあるわけで、精神疾患の正しい理解を社会から得るために、なにか一言、言っておかなくてはいかんのかなと感じた次第です。

いわゆる、世間一般の認識の延長にあるであろう今回見たブログ。
どうやら自己啓発セミナー系の何かの影響を受けておられるようです。
PSWとして、つっこみ入れないとまずいのかな・・・とか思ったり。
でも、玉石混淆なのはネットの常識でもあるし、情報の選択権は読者側にあるのだけど、しかし、それをタテにしていいものか?

病気になったら医者に行こうよ。
出してもらった薬はきちんと飲もうよ。
それだけのことなのに、なんで精神医療を受ける者は
それができない方が多く見えるのだろう。

ええ、私のおせっかいですとも。各個人の責任なのでしょうし。

向精神薬を特別視することは精神病に対する偏見があるからなのだろうに。
そして、我々、病者は偏見を取り除いてゆく努力をしなければならないのだろうに・・・。

そんなことを思いつつ過ごす午前4時なのでした。

うむ、おもいっきり上から目線だ。

さて、明日は1日前倒しで通院です。

いつもは土曜日に診察を受けるのですが、
今回は土曜日に予定が入っており、明日、金曜日のうちに通院です。

通院といっても、世間話して処方箋をもらうだけですが・・・。
 

問題は、通院の後。
商売人の集まりに顔を出してきます。
初の顔合わせなので、緊張しております。

良い機会なので、いろいろお話を伺ってこようと思います。
景気の悪い昨今、お互いに生き延びるために交流を深めてきたいと思います。

ガツガツしないようにセーブしないと。

自分にできることと、できないこと。きっちり自覚して。

そのうえで、一段階上を目指す。
今までの蓄積がどのくらい通用するのか。
現実の厳しさに逆らって、むしろ厳しい流れに乗って・・・。

・・・と、舞い上がるのを抑えなければいけません。
 
 
着実に、いままでの成功と失敗の経験から、一歩前へ踏み出すつもりです。
他の人には、なんでもない会合なのだから、静かに、落ち着いて行ってきたいと思います。

両手の届く範囲で、何ができるか。
完璧を目指して60%の出来になる。
そんなものだとわきまえて。

でも、足場を固めるために。

 
忙しい週末になります。

土曜日は別のベクトルでチャレンジがあります。
有機的に結びつけることができればいいなと思います。

法律と制度と主義と主張と権利と義務と福祉と経済と世界と地域と・・・。
忙しく、盛りだくさんの週末になります。

さあ、落ち着いていきましょうか。