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資格取得

ボランティアに行ってきたんですが

近所の施設に、福祉の仕事(その事業所の仕事)はどんなものか知るためにボランティアに行き、
同時に、就職活動の相談にものっていただきました。

構造的にハッキリしない立場に置かれていまひとつスッキリしないのだけれども、
まあ、全部が全部はっきりすることはないだろうし、
中途半端なことへの耐性をつけるのにはいいのかなと思ったりもします。

やってることは内職作業。箱折りとか、袋詰めとか。

何種類かの作業をメンバーさんとするのですが、
なにせ、はじめての作業ばかりですから、教わることばかり。
また、仕事のための訓練ということですから、私語でコミュニケーションとるのもどうかという感じ。
黙々と作業です。

検品作業中、作業の間違いを発見したりするのですが、
なにせ作業についてはこちらが後輩。指摘にも気を使います。

一連の作業を覚えて、メンバーさんの顔と名前を覚えて、
それからいろいろなことが始まるのかなと思いました。

まだ、助走段階。今行っているところで雇ってもらうわけではないので
助走のさらに助走なのですが、「できることをやる」しかないので、
しばらくは様子見です。

援助されながら援助する・・・。まだ、ひとを援助するところまで行ってないけれど・・・、
難しい立場だけれど、乗り越えなければなりません。

つぶれないようにすごせたらと思います。

「精神障害者をどう裁くか」岩波明

眠れなくて、読んだら一晩で読み終えてしまいました。

「精神障害者をどう裁くか」岩波明 著

裁判員制度が始まって、裁判に一般市民が加わるようになりました。
しかし、重大な犯罪において「心神喪失」「心神耗弱」を正しく理解できているのか?
あるいは、被告側の状態を把握して判断を下せるのか大きな問題です。

この本では刑法39条や、医療観察法にも問題点を指摘しています。
司法と医療の連携はうまくいっていないようです。

この本では外国(特にイギリス)での触法精神障害者の取扱いについても
歴史をふまえて書かれており、日本での制度の立ち遅れが見せつけられます。

裁判員の一般市民の感覚で裁判がおこなわれることも必要です。
でも、マスコミなどによる報道の偏りに影響されやすくもなるわけで、
最近、心の病を風邪と同列にまで身近なものにして偏見をなくそうという流れと
凶悪犯罪と精神障害との関連をにおわせるような扱いの両面性が気にかかります。

精神鑑定についても触れられていました。
軽い犯罪の場合、国選弁護人がついたりすると精神鑑定のコストを考えて、
鑑定が行われなかったりするようです。
重い犯罪の場合は一つの事件で何度も鑑定して
それぞれの鑑定が食い違ったりするのに・・・。

そんなところから犯罪全体では精神障害者の犯行は少ないのに、
凶悪犯罪の犯人には精神障害者が多い・・・という統計が出てしまうのでしょうか?

話は変わって、この本で知った興味深い人物。
「石田 昇」
大学の精神科教授でありながら、のちに統合失調症に罹患し不幸な事件を起こしています。
もっと広く知られてもいい人物だと思いました。

精神科領域の医学は日々進歩しています。
病気の在り方も、変わってきています。
そして、法に対する考え方も変化します。
それに司法や医療のしくみが追い付いていけるか?
市民レベルで知識を共有しなければならないわけで、ハードルは高そうです。

この本は歴史から説き起こし、現在の精神科医療、医療観察法やその問題点まで
さらっと書かれており、読みやすい本でした。

裁判員に選ばれてしまった方はご一読を。


追記

当然、この本で精神障害者のすべてを知ることができるわけでもありませんし、
刑法についてもこれだけで分かるものではありません。

明日からボランティア再開。

今日はよく寝た。
この一週間、インフルエンザ騒ぎでひやひやしてたけれど、少し落ち着いてきた。

月曜からボランティア再開です。

地道にできることをやっていこう。無理なく、着実に・・・。

軽作業でボランティアとしての立場は微妙なものがあります。
作業を邪魔しちゃいけない。ゆえに会話も抑え気味に。
かといってコミニュケーションもとらなくてはいけない。

作業自体はまだ教えてもらわないとできないゆえに、頭を下げ下げ教わらないといけない。
スタッフにも気を使わないといけないし、自分で積極的に学ばねばならない。
かつ、足手まといにならないように気を使いつつ・・・。

 
 
考えていくと何もできなくなってしまうので、とにかく動かないと。
加減が難しいけれど、がんばります。

いかにしてボランティアで足を引っ張るか

近所の障害者の職業訓練をしているところへボランティアに行ってきました。

つうか、一緒に作業しただけだから、通所者が一名増えただけのようなものだけど。
つまり、足を引っ張ってきました。初日だし、しょうがないや。

「メンバーさん」ってどこへ行っても、いい人ばかりです。(例外はある)
むしろ今日は指導員側に1名、えーと・・・いい人だと思います。たぶん。

ボランティアってなんか居心地が悪いです。
一週間くらい、手伝う予定がインフルエンザで一週間お休み。

神や仏はきっちり試練を用意してあります。
私の運の無さ加減はボランティアとしても遺憾なく発揮されております。
何やってるか把握するだけでおしまいじゃ、足を引っ張っただけだよなあ。
作業場面で雑談するのもどうかと思ったし。

家の向かいの高校が静かで快適この上なし。
インフルエンザの潜伏期間を考えると、一週間学校閉鎖してどのくらい効果があるのやら。

笑ってはいられない。

インフルエンザの真っ只中で

私は日本国内の新型インフルエンザの発生地である大阪・神戸に住んでいるわけですが、
居住している市内でも数名の感染者が発生している模様。

しかも私の家の目の前は高校。生徒がうようよしています。
週明け月曜日にどのような措置が取られるのか?

また、月曜日からとある施設へ修行としてボランティアに行くことになっているのですが、
この施設の対応はどのようなものになるのか?
老健施設が併設され、各種障害者が多数集まる場所です。
どんなレベルでの対応が行われるか、よく見ておきたいです。

今はまだ初夏。冬の流行シーズンに入ったら・・・?
学校・医療・各種施設はどうなってしまうのか?

パンデミックが来るとしたら、夏前からの感染者発生ってのはシナリオとして出来すぎ。

今後の経過を見守りたいと思います。

集団感染の現場でPSWはどう動くのか?
学ぶべきことはいっぱいあります。自分の身とクライアントを守るために・・・。

とりあえず、手洗い、うがいはしっかりしよう。