カテゴリー: PSW

呆ける前に

もうすぐ春
もうすぐ春

試験で勉強したことをさらに深くしようと読書中。
読み終わったら書くつもりですが、結構手ごわい。翻訳もの特有の読みづらさ。
構成なんかは教科書なんかよりずっと良いと思うのだけれど、
無理に訳したところもありそう。
専門用語の使いまわしの問題もある感じ。

頭が錆び付かないように、でも、偏らないように。
難しいところです。
●●学派の信者になるというのも良し悪しで、
自覚しないで影響を受けてしまうのは気をつけないと。
常に新しいものが出てくるから追いつくのにはまだまだ時間がかかりそう。

でも、今のタイミングを逃すと、アタマに入らなくなるかもしれない。
読んでみると、試験で問われることというのは
主流になっている本の内容に近似していることに気づく。

普段から最新情報に接して勉強していれば
試験では圧倒的に有利になることがわかる。

あれだけ悩まされた人名もこの本に出て来る流れとしてはごく自然なものなので、
なぜ、ここでこの人物が取り上げられるのかがわかってくる。

基本文献を読んでおくことは大事だ。
・・・というか、試験問題を作成する側もなにがスタンダードなのかを
見ながら大きく流れから外れないように問題を作るわけで、
教科書の次の段階での重要な文献に直接当たるという作業は有効だと思った。

もっと早く気づいていれば、勉強で楽が出来たのにと思う。

仕事が決まり実践に移るとゆっくりはしていられない。
日々の仕事に追われながら勉強するのは厳しい。

キリが無い話ではあるけれど。

科目修了試験が終わり、ひと区切り、そして。

二年半の緊張した生活をやっと切り替えられます。
仕事と勉強を両立させるのが目標でしたが、
いろいろあってそれはかないませんでした。
しごと辞めてしまいました。

3年前の9月ころ科目等履修生として学校に入り、単位を取得。
2年前の4月にそれを昔の大学生時代の単位と合わせて4年次に編入学。

入って1年で資格が取れると思っていたら大間違い。
資格に必要な科目の履修のためには前年度中に選考試験に合格し、ボランティア体験をした上、実習施設を見つけておかなければならなかったのです。このあたり毎年やり方が変わるらしく、今後挑戦しようとする人は事前の調査が必要です。

課題をこなして、去年の6月にスクーリング。クラスの皆さんと初顔合わせ。皆さん社会の第一線で働く人ばかり。そんな中、当事者としてどんなPSWが望ましいかを突然スピーチさせられて、冷や汗をかきました。

8月から9月にかけて実習に精神科病院へ。
作成した書類は結構な量になりました。毎日午前2時3時まで報告書を書く生活が4週間。

休息できる精神状態に持っていくことができなくて、再発ギリギリでの綱渡りでした。
かかりつけの病院では休息入院をすすめられましたが、強引に突破しました。

試験対策を始められたのは10月頃から。
体調は滅茶苦茶でした。

そんななか、何回か関連する授業を受けに
はるばる片道3時間電車に揺られてスクーリングに行ったり。

模擬試験を何回か受けて、12月にもう一度実習についてスクーリング。
実習の発表会です。

そして1月末に国家試験。

で、きょうの試験であとは国家試験も含めて結果の発表をもっておしまいです。

いろいろありましたが、漠然とした夢は現実になりそうです。

しかし二年半で足元は崩れ去りました。

来週には新しい足場を探しに遠征です。
周囲は今後の計画を知って再発を懸念しています。もっともです。

そんななかいろいろ雑音を拾ってきました、
それらもすべてを生かして次へ進みます。

まだ、お礼を言える段階ではありません。

現在、再発の兆候もあります。ここ数日のブログがいい証拠です。
被害感情が止まらなくなるのは、自我が壊れかけてるからです。

いまから、全世界との戦争です。
盗聴器を探さなくてはなりません。カベにはピンホールカメラが。
道行く人が自分のことを噂し、
ネット上では自分の個人情報が裏で流されて嘲笑されている。
見えない敵と戦い続ける・・・。

そんななかで平静を保って、PSWになる。
精神障碍者のノーマライゼーションを語る人は何を思うでしょうか?
偏見や不信、差別・・・それらを無くすことは単純に問題の解決になりません。

この先の道の険しさは15年の病歴から想像できます。
いままでの道のりよりずっと険しいでしょう。
想像を上回るのは間違いありません。
私の想像のおよぶ範囲はたいしたことがない。

『「クレタ人がクレタ人はうそつきだと言った」さてクレタ人は正直か?うそつきか?』

そんなクレタ人に失礼なパラドックスがあるそうです。

それをもとにこんな風に思います。
「私は誠実に不誠実な自分を見つめて行きたい。」と。
そして「責任を持って無責任な自分に対処したい。」と。

とりあえず休息です。
私は疲れました。
勉強にも、生きることにも。

休んで、また勉強です。そして生きていきます。
その必要があるのかどうかまったくわからないのですが。

試験を受けなくちゃならないけれど

うちの大学ではインターネット上で科目修了試験を行います。

正直、今回、試験へのモチベーションが低下しています。

卒業に必要な単位はもうそろってるし。

ここしばらくのトラブルでアタマの整理はついてないし。

準備も不十分になってるし。

まあ、試験にはありがちなコンディション。

ダメでもともと!突っ切ります!!

テスト終わったら、気分含めてなにもかも切り替えていきますので!

人間失格な自分を噛み締めて!

引越し、転職、離別と再会。新たな挑戦。

実質的に人生の節目です。

高ストレスに自分が耐えられるか否か。

試練であり、挑戦です。

さー!やるぞー!!

背にいっぱいの業と罪を背負って。

孤独を最大限に利用して!

本日21時をもって、自分のチャンネルを切り替えられるように!!

 
 
 

そんなに都合よく切り替わるものじゃないけど・・・。
 
そんな元気が残ってるといいなという希望を込めて・・・。

すでに時遅し・・・。

【PSW】仮の採点結果

大学から国家試験の仮の採点結果が送られてきました。

第11回精神保健福祉士国家試験

科目 点数
社会福祉原論 7
社会保障論 6
公的扶助論 5
地域福祉論 6
心理学 8
社会学 5
法学 6
医学一般 4
精神医学 4
精神保健学 8
精神科リハビリテーション学 7
精神保健福祉論 14
精神保健援助技術 24
合計 104
全160問中 104問正解
正答率 65%

日本精神保健福祉士会の正答例に基づいているそうです

私の2年半の集大成です。

このブログにさんざん書き込んできましたが、自分でした採点結果と一致。
ひとまず落ち着けそうです。

今回の試験は出題傾向が変わり、難易度が高かったと言う話もある中で、自分としては満足のいく結果だったと思います。

試験に合格することだけが目標ではありません。

ここからです。
自立支援法の改正などもあります。
医学も福祉の考え方も発展します。
常に勉強が必要です。

ただ試験に合格しただけにとどまらないよう努力したいと思います。
 

とりあえず明日(2009/02/08)試験がひとつあります。
片付けたらば正式発表を待たず次の行動に移ります。

居所を大きく変え、職を探します。
病院の変更など環境の変化もありますので再発には注意して自分の可能性に挑戦します。思い切って、大きく動きます。

病気と共存しながらでも、ここまでこれたことは大きな自信につながると思います。世間の厳しさに耐えるだけの力を発揮できるよう最善を尽くします。


こうやって自分の試験結果を公開するのは、不振に終わった方を傷つけるから止めたほうがいいのでしょうか?散歩したことを書けば散歩できない人を傷つけるから書くべきではないとか、きょうのご飯はおいしかったと書けば、流動食しか口にできない人を考えろとか。極端なたとえですがそんな空気にさらされています。何も書けなくなる日がいつかくるのでしょうか?何もかけなくなるのは嫌です。しかし、書いたことに対しての苦言は受けるつもりです。また、「読みたくないものは、読まない」と言う態度は最終的にどんな結果を生むでしょう?不特定多数が読むところでの発言には注意すべきだと言うならば、何も書けなくなります。解決案を探ろうと、話し合いに移ろうと思えば「この件はこれで終わりにしましょう」。そしてだれも私のブログに来なくなるのでしょう。

ブログだけが生活のすべてではないし、忙しい人は読む時間を作るだけでも精一杯でしょう。そんな方に強制的に書いてもらう気もありません。議論の嫌な人もいるでしょう。クレームが入ったりもしますが、すべての読者を満足させることはできません。書きたいことを書く。すると読む人がいなくなる。自業自得なのでしょうか。

試験の正式な結果がでたら、受験日記的要素がこのブログから消え、他の形に変わるでしょう。根本的なところでブログを書く意味、読む意味を考え直さないといけないと思っています。

おおげさですが、読者に配慮するのをやめようかと思ったりもします。
PSW失格かもしれないけれど。でも仕事とはキッチリ区別して。
ご意見無用で突っ走る。それもひとつの形かと。

配慮したところで、何を書いても他人を傷つけるのだから。
ヤマアラシのジレンマで不自由な思いをするのは覚悟の上で。

まだ、結論は出しません。しばらく考えます。
怒りとも違う、憤りに近いものを感じながら。
各所コメント欄でこれで終わりにしましょうとされたけど・・・。
納得できないものを納得したふりをするのも不自然だし、
心の底からの怒りの持って行き場もない。

要は自分がまだ子供だってことか?
わからないことにわかると答えて立ち往生。
情けない。

そうか自信がなかったんだ。

ほんとうに悩まされた。
悩みながら、いろいろ考えた。

なんで聞きもしないことを誇示して他人より優位に立とうとするのか。
見当違いのアドバイスをして他人の邪魔をするのか。
さらにそれを正当化するのはなぜか。

そして、その振る舞いを見てなぜとがめたくなるのか。ほっとけばいいのに。
なぜ過剰に反抗したくなるのか。怒りが沸いてくるのか。

なんでそんなことをしてしまうのか。

結論としてお互いが「自信がない」からなのだと気づいた。

「精神障碍者は自信を失っている」ということの意味がすとんと胸に落ちた。
教科書の知識が現実とリンクした。スッキリ爽快。
当事者でも自分自身のこととして理解するのは難しかった。

彼も、私も、「自信がない」んだ。
ただそれだけでややこしいことになっていたんだな。

試験の成績に過敏になったり、資格にこだわったり。
自分を認めてもらえるところを探して迷っているんだ。
(わたしの決め付けでした。彼にしかわからない部分です。取り消します。)

それに気づいて「嫌な奴」は「必死にがんばってる奴」に評価は変わったぞ。
(わたしが評価するべきものではありません)

でも、もう少し配慮された表現の仕方をしてくれれば
ここまで私を悩ませることは無かったのに。
何が迷惑なのかを知ることが出来ていれば、あんな振る舞いはしないはずなのに。
ちょっとした対人スキルの問題だったんだろうな。
(悩んでいる方が多いところだと思います。軽率な発言でした。)

人間の難しさと、ものは考えようだということで非常に勉強になった。

ちょっぴり「自己覚知」もできた気がする。
私も少しずつ自信をつけていかなくては。
病気で周りから15年の遅れをとっているけれど、リカバリーに挑戦だ。
(そんなことを言える立場ではありません。撤回します)

「自信がない」からって他人を傷つけかねない言動は慎まなくては。

彼も、私も。

でも、実力の無いところで自信を持ってもいけないから、私は簡単に彼を肯定はしない。(彼のライフワークを否定するのは不適切でした。削除します。)

私が自分が「自信がない」ことに気づいても、彼は気づかないかもしれない。
もっと言えばかたくなに「自信がない」ことを否定するのかもしれない。
転ばないと痛みは分からないから、転ぶまで待とう。
それまで奴は「とっても嫌な奴」のままだ。きっと。

(他人の失敗を期待するのは不適切でした、撤回します。)

次を考えよう。一歩先に進んだ気がする。
ほんとうの「自信」はどうすれば得られるのか?

私は私で考えていく。

彼は彼自身で考えなくてはいけない。私は手伝うことができない。
ただこれ以上周りに不快感を与えたり、迷惑をかけないでもらいたい。
統合失調症で学歴とか成績とかでこころに傷を負っている人は多いはずだ。
そういう人が集まりやすい場所での発言には十分な配慮をお願いしたい
きつい言い方だが過去の栄光は戻らないことを自覚して欲しい。
(過去の業績は否定すべきものではありません、言いすぎでした取り消します)

あと、ひとつヒントを与えるとすれば申し訳ないのだが、
他人の小説を無理やり読まされるのは苦痛なものだ。
正直、私には読む気はおきない。冷たい事を言わせてもらうが興味がわかないのだ。
なにか工夫しないと、他人には読んでもらえない。そのへんは自分で考えてください。
(人の苦労して作り上げたものは尊重しなければなりません。削除します。)


追記 2009/02/06 18:30

この記事は不評なようだ。でも、不評は甘んじて受けるしかないと思っている。
不遜なのはお互い様だったからだ。いや、私のほうがずっと傲慢でもあったこともある。さらにいえば、まだこの先に考えなければならないこともある。それを棚上げにもしている。投射、合理化、反動形成・・・。自分にはいろいろ考えるべきことがある。
まだまだ学ぶことは多い。不評でもありがたく反省材料にさせていただきます。

それからもうひとつ。
せっかくこのサイトを見に来てくださった方に不快な思いをさせてしまったかもしれません。その点については深くお詫び申し上げます。公の場での言動としては不適切なものがあったかもしれません。反省したいと思います。

しかし、それでも、自分の精一杯の努力を軽視されたうえ、自己顕示の材料にしようとするのを黙ってみていることはできませんでした。私の感じた素直な怒りを素直に表現することは許されないことなのでしょうか?今後、似たようなことが起きた場合、怒ることは許されないのでしょうか?個人のブログですから私の裁量で考えなければならないことです。しばらくこころに留めつつ考えたいと思います。


追記 2009/02/06 23:40
いまさらだけど参考資料
ハッキリとは書いてないけど、なにかあったみたいですね。
(サワラさんの指摘により削除します。彼の過去は過去のことです)