昨日はアカさまのお迎えに保育園まで歩いていきました。
夕方、薄暮のなかてくてく2人で歩いて帰る途中、
アカさまの首回りにたかる蚊を発見。
速攻で、反射的に、叩き潰して殺してしまいました。
タイトルから予想はついていたと思いますが、
何気ない日常に、殺すことはついて回っているということで…。
保育園ではアリさんやダンゴムシさん、てんとうむしさんを愛でているわけですが、
蚊に対してはダブルスタンダード発動?
生き物の命は尊い、ただし、自分に危害を加えるものは除く。
ということでとっても都合の良いルールです。
当然と言えるのか?普通の人間なら当然のことをしたわけで。
あたりまえだけど、類似の論理が差別の構造に潜んでいます。
あの蚊はほんとうに刺しにきたのか?
刺す前に殺してしまいました。
刺すかどうかわからなかったのに。
でも、刺されるかもしれないと一方的に判断したら強者の私は一発で叩き潰してしまうのです。
いろいろ考えると生きてはいけないのですが、
自然の中では弱肉強食?毎日の食事も考え始めたら・・・。
菜食主義だって植物の命を奪ってるんだし。
潰された蚊は食事をとりにきただけなのですが…。
蚊に刺されると、腫れる、かゆい、病気にかかるかもしれない。
おおかたの蚊はこちらの命まで奪うことまではしないけれど
万が一・・・でと、不快を避けるために殺す。
考え始めるとキリがありません。
こだわる方が病的と言えるかもしれません。
矛盾の中を生きていくだけの強さをアカさまには持ってほしいと願いつつ、
説明をどうつけるべきか、悩ましいところでもあります。
他人の血を吸うものはそいつに殺されても仕方ない…。
怖いけど、血を吸わざるを得ないけど注意深く生きていかねばなりません。
うわ、いきなりやんやんあたりに叩き潰されそうな気がしてきた…。